通信制高校における私立と公立の違い

自分のペースで学習が進められるという大きなメリットがあります

自分のペースで学習が進められるという大きなメリットがあります公立と私立の最大の違いはカリキュラムの自由度通信制高校への入学を検討する際は学校ごとの特色をチェック

通信制高校は、その名の通り通信教育によって授業を行う高等学校です。
毎日校舎のある場所に通って授業を受ける、いわゆる全日制高校とは違ったスタイルですが、国の法律に基づいた正式な教育機関です。
したがって、卒業すれば正規の高校卒業者と見なされ、大学等の入学資格としても有効なものと見なされます。
通信制高校には、自分のペースで学習が進められるという大きなメリットがあります。
授業はテキストを用いた自宅での独習がメインで、進み具合はレポートの提出によってチェックされます。
近年ではインターネットを活用したオンライン授業を採用する学校も増えてきていますが、全日制高校のように決まった曜日の決まった時間に授業を受けなくてはならないといった厳格な時間割りはありません。
また、修業年限は法律上は最低3年間となっていますが、上限は定められていません。
さらに、大半の学校は単位制を採用しており、必要な単位数をすべて修めれば卒業資格が得られるというスタイルになっています。
そのため、基本的には留年という概念がなく、すべての単位を履修するのに4年、5年と通常より長い時間をかけても構いません。
2019年度の時点において、通信制高校は全国に約250校あります。
その多くは全日制高校と同じように学校法人が設立母体となっていますが、通信制教育を専門に行っているところもあれば、全日制高校に通信教育部を併設しているところもあるなど、設立形態はさまざまです。
学校法人以外の法人が運営しているところもあり、ユニークなところでは携帯電話などの通信事業を手がける企業の関連会社が運営している学校なども存在します。
もちろん、全日制高校と同様に県や市などの自治体が運営する学校もあります。
全体の比率で言えば、私立高校と公立高校の割合はおおむね7対3です。
国の定める基準に従って通信教育を行っている学校であれば、私立高校と公立高校の間に基本的な性質の違いはありません。
卒業に必要な単位数も変わりませんし、得られる高卒資格も同じものです。